9月に開催した「長野市芸術館 アート・グループ展2026」において、会期中に審査を行い、来年度の「第22回池袋モンパルナス回遊美術館・池袋アートギャザリング(IAG)公募展」(2027年5月開催予定)【会場:東京芸術劇場・池袋】にて作品を出展する権利が贈呈される作家が選出されました。
IAG公募展審査員である、画家 金丸悠児さんの審査により、
《IAG AWARDSノミネート賞》として 有賀さゆり さん が受賞されました。
以下、審査員・金丸さんのコメント======
有賀さゆりさんの作品は、蜜蝋を熱で溶かしながら絵を構築していく「エンコースティックアート」という技法によって制作されています。
写真ではその魅力が伝わりにくいのですが、実物を前にすると、私たちが普段目にする油絵具やアクリル絵具による絵画とは一線を画す、瑞々しい透明感と深い奥行きを感じることができます。溶解、滲み、混交、積層といった素材の変化や、そこに生まれる偶然性を作品の要素として受け入れることで生まれる表情は、時に水面のようであり、宇宙から眺めた惑星のようでもあり、また生命を形づくる細胞のようにも見えてきます。
素材が生み出す現象に耳を澄まし、素材と対話しながら、根源的な美を愚直に追求する。その真摯な姿勢と、そこから生まれる表現を高く評価し、選ばせていただきました。
金丸悠児(画家・IAG AWARDS審査員)
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