3月19日午後、長野市芸術館ジュニア合唱団ファミリー・コンサートと卒団式を開催しました。
今年合唱団を卒業する高校3年生は5名。
卒団式に先立ち、「活動を支えてくれた家族や先生方に感謝の気持ちを届けるコンサートをしたい」という彼らの思いで企画されたコンサートでした。
いつものコンサートとは違い、指揮の片山先生もお客様として客席にお迎えし、指導の伊藤雅美さん、佐野秀和さん、ピアニストの瀧澤典江さん、宮下静香さんと共に、団員が選んだ大好きな歌を歌いました。
（なお、他県で行われた合唱コンクールへの参加で本番出演は叶わなかった原瑞穂さんは、練習のサポートと卒団式へ駆けつけての応援となりました）
選曲だけでなく「この曲で動きも入れたい」「保護者の皆さんに配るチラシも作りたい」「プログラムも配りたい」など、すべて高校3年生と2年生が中心になって進めていきました。
団員が指揮をし、ピアノを弾くという曲もあり、メンバーの成長を保護者の皆さまにも感じていただけるコンサートとなりました。
高校3年生による《You Raise Me Up》は、ステージに5人が並び、久しぶりにマスクを外してステージで歌うことができました。この歌の歌詞は私たちそのもの、たくさんの人の力を借りて私たちはここまで成長することができた、という思いを受け止めていただけたと思います。
コンサートに引き続き、卒団式。コロナ禍で活動が思うようにできない時もなんとか歌を届けたいと頑張ってきた5人から、後輩にそれぞれの言葉でエールを送りました。
5人はそれぞれ、4月から別々の道に進みます。どこへ行っても、どんな時でも、愛する歌が彼らを支えてくれることを願います。
