Performances & Events長野市芸術館オープンハウスDAY-2

公演レポート

長野市芸術館の練習施設（リハーサル室、音楽練習室、演劇練習室、バンド練習室）をご利用いただいている方への感謝企画、日頃の練習の成果を芸術館のステージで披露できる「オープンハウス」。
Day-2（リサイタルホール／2月19日）を開催しました。

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Day-2は、生音を味わって頂く公演。7組の皆さんが出演しました。

１．MAI＆Double Fantasy（リュート，歌）
リュートはルネサンス期に愛された楽器ですが彼らのオリジナル作品はそんな古風な楽器の音とソウルフルなヴォーカルによる魅力的な作品。ルネサンス期の人たちもこんな風にパワフルな音楽を感じていたのだろうなと思わせてくれます。

２．わたぼうし（ヴァイオリン，ヴィオラ，ピアノ）
「オープンハウス」は今年で3年目ですが、「わたぼうし」は皆勤賞の弦楽アンサンブル。歌心あふれるアンサンブルを聴かせてくれました。

３．小松春夫（独唱）
昨年の「オープンハウス」で鮮やかな印象を残した小松さんは、それを契機に昨年10月に当館リサイタルホールでリサイタルを開催されました。舞台では年齢のご紹介ができませんでしたが、実は80才！「長崎の鐘」「千の風になって」、人生経験を重ねてきた人ならではの歌声が涙を誘います。

４．ゴールドフォレスト・サックスアンサンブル（サックスアンサンブル）
美鈴楽器のサックス教室に通う仲間たちのアンサンブル。なんと今年は、一緒に出演するはずだった先生が突然出演できなくなってしまいました。「迷える子羊」と言いながら、しっかりとしたアンサンブルで3曲を演奏しました。

５．ピアノde旅人（ピアノ）
ピアノとドライブが趣味という中村稔さん。実は山梨県からのご参加です。「オープンハウス」のような市民参加コンサートやピアノ開放日、ストリートピアノなどを演奏する旅を楽しんでおられるそうです。この機会に当館の練習室でも練習して今回の出演に臨みました。そういう旅も楽しそうですね。

６．Soprano Duo（ソプラノ二重唱）
小松春夫さんの演奏でピアノを弾いた山口嘉美さんが、二重唱で登場です。音大の同窓生である千野佳月子さんと、日本の童謡唱歌を披露しました。やさしい歌声、透明なハーモニーに心が安らぎます。

６．Saxophone Ensemble -KICO-（サックスアンサンブル）
2020年に結成し、初ステージは「オープンハウス」だったというKICOの皆さん。その後イベント出演や単独コンサートなども開催するなど活躍の幅を広げています。メンバー5人のうち、今日は4人が出演です。艶のある音色と大人のグルーヴで楽しませてくれました。

＜来場者アンケートより＞
♪プロの世界と違い本当に好きで一生懸命レッスンした成果を発表されましたね。こんなにも音楽を愛して頑張っている方たちがいるのを知り、感動しました。

♪どのグループも一生懸命で好感が持てました。素朴で懸命に生きている姿に好感が持て、気楽に楽しめてよかったです。

♪音楽に向き合う姿勢に感動しました。

♪皆さん素晴らしい演奏でした。会場の音響もよく、このような場で日頃の練習の成果を発表できることに、いいなあと思いました。

♪皆さん一生懸命で素敵でした。

♪サロンコンサートのような雰囲気でホンワカした気分で楽しみました。音楽はいいですね。私も趣味の域を脱してませんが、歌は続けたいと改めて思いました。

♪音楽を通じてご自身を表現されている姿がとてもステキで、感動しました。