Performances & EventsK.テンペスト 2017

概要
串田版・シェイクスピア幻想音楽劇 記憶の嵐が巻き起こる
2017年冬、長野市芸術館に嵐(テンペスト)を巻き起こす!
シェイクスピアのロマンス劇代表作「テンペスト」に、串田和美が再び挑む!
突然の嵐。ナポリ王アロンゾーたちを乗せた船は操縦不能となり、船客たちは死を覚悟する。だが、その嵐はプロスペローが魔術によって引き起こしたものだった。プロスペローは、かつてミラノ大公だったが、魔術や学問に熱中するあまり、政治を疎かにしていた。野心家のアントーニオはアロンゾーと組み、彼と幼い娘ミランダを追放した。復讐心に駆られたプロスペローは、嵐を起こし彼らを島に引き寄せたのだ。しかし、岸に打ち上げられ一命をとりとめたアロンゾーの息子ファーディナンドはミランダと一目で恋に落ちる。そして、島の別の場所に流れ着いたアロンゾーは、息子が海の藻屑になったものと思い、嘆き悲しむ。 嵐により手繰り寄せられた人々が孤島で一堂に集う時、一体何が起こるのか…
==========
3月8日(水)にアクトスペースで上演される「K.テンペスト2017」の公演に先立ち、台本の翻訳を手がけた松岡和子さんをお招きして、シェイクスピア作品の魅力や楽しみ方など、翻訳家ならではの視点からの話をお伺いします。どなた様もお気軽にお越し下さい。
講演内容:「シェイクスピアのテンペストを楽しむ」
講師:松岡和子(翻訳家・演劇評論家・東京医科歯科大学名誉教授)
日時:3月8日(水)17:30~18:30
場所:長野市芸術館リハーサル室(地下1階)
入場無料
松岡和子(まつおか かずこ)
Kazuko Matsuoka
翻訳家・演劇評論家・東京医科歯科大学名誉教授
1942年旧満州新京(長春)生まれ。東京女子大学英米文学科卒業。東京大学大学院修士課程修了。専攻は17世紀イギリス演劇。発足当初の現代演劇協会(付属劇団雲)文芸部研究生、『罪と罰』(演出・福田恆存)『黄金の国』(演出・芥川比呂志)の公演には演出助手として参加。1982年東京医科歯科大学(教養部)助教授、1986年から1997年3月まで教授。主な著書は『ドラマ仕掛けの空間』(創樹社)、『すべての季節のシェイクスピア』(筑摩書房)、河合隼雄氏との対談集『快読シェイクスピア』(ちくま文庫)、『「もの」で読む入門シェイクスピア』(ちくま文庫)、『深読みシェイクスピア』(新潮文庫)など。訳書は『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』『クラウド9』など多数。現在、シェイクスピア戯曲の全訳に取り組んでおり、既刊は『ハムレット』『ロミオとジュリエット』『マクベス』『リア王』『夏の夜の夢・間違いの喜劇』『十二夜』『リチャード三世』『テンペスト』『ウィンザーの陽気な女房たち』『ヴェニスの商人』『ペリクリーズ』『タイタス・アンドロニカス』『コリオレイナス』『オセロー』『お気に召すまま』『恋の骨折り損』『から騒ぎ』『冬物語』『ヘンリー六世・全三部』『じゃじゃ馬馴らし』『アントニーとクレオパトラ』『シンベリン』『トロイラスとクレシダ』『ヘンリー四世・全二部』『ジュリアス・シーザー』『リチャード二世』『ヴェローナの二紳士』『尺には尺を』『アテネのタイモン』(以上33本)。1995年第2回湯浅芳子賞受賞(海外戯曲翻訳部門)。日本シェイクスピア協会会員、国際演劇評論家協会会員。第21期、22期 国語審議会委員。2008年度まで文化庁文化審議会委員。
作 | W.シェイクスピア |
---|---|
翻訳 | 松岡和子 |
演出・潤色・美術 | 串田和美 |
出演 | 串田和美 大森博史 真那胡敬二 中村まこと 玉置玲央 大鶴美仁音 坂口涼太郎 坂本慶介 京極朋彦 飯塚直 ギデオン・ジュークス 万里紗 佐藤卓 細川貴司 下地尚子 |
主催 | 長野県、一般財団法人長野県文化振興事業団 |
共催 | 長野県伊那文化会館、一般財団法人長野市文化芸術振興財団、飯山市 |
企画制作 | まつもと市民芸術館 |
- DATE
- 2017年3月8日[水]19:00開演(18:30開場)
2017年3月9日[木]※主催者様の都合により貸切公演となりました - VENUE
- アクトスペース
- TICKET
- 一般 5,400円
U25 3,000円(25歳以下対象、NCACのみ取扱)
U18 2,000円(18歳以下対象、NCACのみ取扱)
その他プレイガイド
- NCACチケットセンター
tel:026-219-3191
[10:00~19:00/火曜定休] - ホクト文化ホール[窓口・電話]
tel:026-226-0008 - ながの東急プレイガイド [窓口]
