Performances & Eventsチック・コリア＆小曽根 真　ピアノ・デュオ　プレイズ・アコースティック

概要

～～～無限大に広がるふたりの音楽世界～～～
チック・コリアと小曽根真の出逢いは、１９８２年にさかのぼる。
ボストンのバークリー音楽院にライブで立ち寄ったチック・コリアが、同じ日に演奏していた小曽根真に目を留めたのがきっかけとなった。この偶然ともいえる出逢いが、今日のツアーに結実するとは、お互いに思ってなかったのではないだろうか。

当時、小曽根真はバークリー音楽院を首席で卒業し、鳴り物入りで世界デビューが計画されていた頃。チック・コリアはある意味、小曽根の最初のキャリアをスタートするにあたり影響を与えた存在の一人といえる。その後、時は流れ、1994年に東京でモーツァルトの２台のためのピアノ協奏曲を演奏したのが、実質的な初共演となった。以降、レコーディング、海外の音楽祭などでの共演を重ねながらも、お互い多くのプロジェクトを抱え世界中を飛び回る中、ツアーの機会を逸していた。今回、ようやく待望のピアノ2台のみによるデュオ・ツアーが実現。出逢って３０余年が経ち、それぞれのオリジナルが熟成した今、二人が創り上げる音楽世界は無限大に広がるであろう。

チック・コリアは、近年ソロ・コンサートでもPAマイクを使用しているが、今回小曽根とのデュオに際しては、会場の音響とピアノが持つ純粋な音色を最大限に活かし、アコースティック（生音）で演奏する。ジャズ、クラシック、フュージョンなど、音楽のジャンルを超えて活躍する二人が、純粋にピアノと向き合い美音を紡ぎ出すこのステージの価値は極めて高い。チック・コリアと小曽根真、この二人の出逢いが、偶然でなく必然であったと納得できる機会となろう。

[profiles]
チック・コリア（ピアノ） Chick Corea, piano
アバンギャルドからビバップ、クラシック音楽への挑戦など幅広い活動を続けるアメリカ出身のピアニスト。グラミー賞をはじめ数々の賞を受賞。2005年、ジャズピアニストとしては初の快挙となる、ルール・ピアノ・フェスティバル賞を受賞。また、2006年にはアメリカにおけるジャズミュージシャンの最高栄誉である、NEA（全米芸術基金）ジャズマスターとなった。録音も多数あり、1992年には自己レーベル“ストレッチ・レコード“を設立している。

小曽根真（ピアノ） Makoto Ozone, piano
1983年バークリー音楽大学ジャズ作・編曲科を首席で卒業。同年、米CBSと日本人初のレコード専属契約を結び、アルバム『OZONE』で全世界デビュー。『VIRTUOSI』がグラミー賞ノミネート。舞台・映画音楽も手掛けるほか、近年はクラシックにも取り組み国内外の主要オーケストラと共演。2014年2月にはニューヨーク・フィルハーモニックのアジア・ツアーにおいて、初の日本人ジャズピアニストとしてソリストに抜擢され成功を収めた。平成25年度文部科学大臣賞を受賞。国立音楽大学教授。

●NCACチケットオンライン先行発売　2月4日（木）10:00より
●一般発売　2月6日（土）10:00より

NCAC Opening Series
CHICK COREA & MAKOTO OZONE Piano Duo plays “Acoustic”

Date: May 18th, 2016 (Wed) 19:00 (18:30 door open)
Venue: Nagano City Arts Center Main Hall
Program: TBA

Ticket information;
●NCAC ticket online: Thursday 4 Feb 2016, 10:00am
●Public booking opens on Saturday 6 Feb 2016, 10:00am
S:¥10,000　A:¥8,000 B:¥6,000 C:¥4,000

■NCAC ticket online: https://www.nagano-arts.or.jp
■NCAC ticket center tel.026-219-3191 [Wed-Mon 10:00～19:00 / Tue closed]
■PIA　tel.0570-02-9999（P-code 285-759）
■LAWSON TICKET　tel.0570-000-407（L-code: 34086）

出演者	チック・コリア 小曽根 真
プログラム	当日発表
主催	一般財団法人長野市文化芸術振興財団
共催	ながのを芸術で彩る実行委員会／長野市／信濃毎日新聞社
協力	ヤマハ株式会社、株式会社ヤマハミュージックジャパン