Performances & Events加藤昌則のぶっとび!クラシック講座スペシャル 日本フィルハーモニー交響楽団とともに贈る オーケストラ・レクチャー・コンサート「フランス人はサックスがお好き!?」
概要
明瞭!痛快!
分かりやすい加藤節、炸裂!!
完全オリジナルのクラシック音楽講座のスペシャル版!!
2018年から年5回、リサイタルホールで継続している、作曲家・ピアニストの加藤昌則氏によるクラシック音楽講座のスペシャル版。
メインホールに場所を移しても楽曲解説は引き続きわかりやすく、スクリーンに楽譜や資料を投影しながら講座をすすめ、またオーケストラの生演奏ですぐ答え合わせができる夢のようなレクチャー・コンサートです。
小学生から大人の方々まで、オーケストラ公演は初めてという方も、慣れている方も、すべての世代がご家族そろって楽しみながら、知っているようで知らない「曲の聴きどころ」「楽器の役割」ひいては「オーケストラってなぁに?」という疑問をエンターテインメントとして舞台上で紐解きます。
テーマになる楽器は「サクソフォン」。
長野市芸術館初登壇となるマエストロ松井慶太氏と日本フィルハーモニー交響楽団、そして「水曜ひるまのクラシック・リサイタルシリーズ」に出演経験のある、人気実力ともに若手ナンバーワンのサックス奏者、上野耕平氏をソリストに迎え、オーケストラとサクソフォンの関係を深く分かりやすく掘り下げます。
ソリストとしての協奏曲はもちろん、オーケストラの一員として楽曲を彩る「オケ中」での演奏も披露。サックスの多才な魅力を存分に味わえるプログラムです。
| 出演者 | 加藤昌則(講師・ナビゲーター) 松井慶太(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団 ゲスト:上野耕平(サクソフォン) |
|---|---|
| プログラム | プロコフィエフ:組曲『ロミオとジュリエット』より モンタギュー家とキャピュレット家 ビゼー:アルルの女 第2組曲より メヌエット ムソルグスキー(ラヴェル編曲):組曲『展覧会の絵』より 古城 ドビュッシー:ラプソディ (サクソフォン・ソロ:上野耕平) 加藤昌則: 新曲(世界初演)(サクソフォン・ソロ:上野耕平) ラヴェル: ボレロ |
| 主催 | 一般財団法人長野市文化芸術振興財団 |
| 共催 | 信濃毎日新聞社 |
公演レポート
「クラシック音楽の面白さを知っていただきたい」という想いで、ピアニストで作曲家でもある加藤昌則さんが、2018年から毎年継続してクラシック音楽のあれこれをレクチャーして、大変好評をいただいているクラシック音楽講座。通常、解説したことをピアノで演奏をして答え合わせをするところ、今回なんと、オーケストラでやってしまおうではないかと、豪華に開催です!!
幕が開けると加藤さんが登場。通常のコンサート始まりとは違い、オーケストラの中でどこにどんな楽器が座っているのかがわかるよう各楽器が順番に登場、端的にわかりやすく楽器紹介から。

“編入楽器”と呼ばれる、ハープやチェレスタといった楽器も出てきます。また、指揮者って何するの?の質問には「本番までに大まかな仕事は終えている」と指揮者の松井慶太さん。「事前のリハーサルでみんなの音をまとめて調整するのが仕事で、本番は良い雰囲気、音楽が作れるように努めます」と。
そして、いよいよ日本フィルハーモニー交響楽団による演奏の始まりです。プロコフィエフ《組曲「ロミオとジュリエット」より モンタギュー家とキャピュレット家》から。ずっしりとした重々しい響きが身体中に伝わる中、スクリーンに「これ何の楽器?」と出ます。みなさんお分かりになりましたでしょうか?そう!ひっそり⁈登場していたテナーサックスでした。

クイズや解説を入れながら、前半最後はムソルグスキー(ラヴェル編曲)《組曲「展覧会の絵」より古城》。ここでは、ラヴェルがどうようにピアノ曲を編曲し表現したのか、お客様に資料を配布して、そのまま演奏するのと、コントラバスでピッツィカートが加えられたバージョンで聴き比べてその違いを明確化。通して聴くと、推進力とともにどんどん色が変わっていく様子がわかります。

休憩を挟み後半は、加藤昌則さんによる新曲《Saxovibraphy》からスタート。世界初演です!前半オケ中にいたサクソフォン奏者、上野耕平さんがソロで演奏。サックスとオーケストラのメロディの掛け合いが心地よく、細かいパッセージに躍動感があります。サックスの高音もどこまでものびやかで、オーケストラと溶け合いクライマックスへ。盛大な拍手に“ブラボー”の歓声が沸き上がります。客席で聴いていた加藤さん、ステージへ上がると感極まった様子で「幸せです」と。そして、「曲ができても、そこに息を吹き込む演奏者と聴き手あってのこと」と、この瞬間を会場のみなさんと噛みしめます。

そして、レクチャーも大詰め!
上野さんからソプラニーノサックス、アルトサックス、テナーサックスの紹介が続きます。また、小(Es)クラリネットにいたっては長野県民であれば誰もが知る信濃の国で音の聴き比べを。レクチャーの中にもちょっとしたお客様を楽しませる工夫が施され、思わぬチョイスに笑いがこぼれます。続くドビュッシー《ラプソディ》では、上野さんの持ち味でもある、サックスなのにサックスらしくない、柔らかくて豊かな響きで魅了し、いよいよラヴェル《ボレロ》へ。楽曲解説はもちろん、演奏に合わせてスクリーンに説明が入り“なるほど”と答え合わせをしながら。フィナーレに向けて松井さんの指揮にも熱が入り、気迫のこもった演奏で本編を締めくくりました。
オーケストラ公演は初めての方、音楽に詳しい方もそうでない方も、世代を問わず、「楽器の役割」「曲の聴きどころ」などなど、音楽の中身がちょっとわかると、これまでと違った視点で音楽を聴くことができるという、新たな発見に繋がったのではないでしょうか?

ご来場ありがとうございました。
<本日のアンコール>
モノー(加藤昌則 編曲):愛の賛歌
<アンケートより>
♪加藤さんの解説がわかりやすく面白かった。
♪上野さんの演奏を初めて聴けて、ワクワクドキドキが止まりませんでした。
♪解説付でボレロを聴けたのがとても良かったです。
♪生の演奏でいろいろなパターンを聴くことができて、貴重な体験になりました。
♪一つ一つの楽器の音色を聴けたり、説明を確認しながら実際にオーケストラで曲を聴けるのはとても面白く勉強になりました。
♪加藤さんの服装がフランスでステキでした!トークも最高!
♪子供(小6,小3)と初めて生のオーケストラを聴きました。解説なんて難しくて大丈夫かなと思いましたが、楽器の紹介、オーケストラとは何か、子どもたちはメモをとって聴いていました。
♪オーケストラはあまり聴かないのですが、説明も分かりやすくて演奏に圧倒されました。
♪加藤さん新曲の初演に巡り合えてラッキーでした。日本フィルハーモニー交響楽団の演奏も素晴らしかったです。
- DATE
- 2026年8月30日(日)
14:00開演(13:15開場) - VENUE
- メインホール
- TICKET
- 一般¥5,000
大学生以下¥2,500
(いずれも、全席指定・税込)
※未就学児入場不可
その他プレイガイド
- 長野市芸術館チケットセンター
TEL 026-219-3191 [10:00-19:00/火曜定休] - ローソンチケット
https://l-tike.com (Lコード:32100) - e+(イープラス)
https://eplus.jp