Performances & Events鈴木優人(指揮)× 村治佳織(ギター)× 読売日本交響楽団

概要

鈴木優人(指揮)× 村治佳織(ギター)× 読売日本交響楽団

躍動するリズム華麗なサウンド!
  名旋律が涙を誘う「アランフェス」
  時代を越えて胸を熱くする「英雄」

いま最も旬な指揮者とソリストが、日本を代表するオーケストラと共に長野市芸術館メインホールに登場!
チェンバロ奏者として「水クラ」シリーズに出演した、音楽界の未来を切り拓く革命児・鈴木優人が指揮台に上がり、また、同シリーズに出演し、抜群の人気を誇る実力派クラシック・ギタリストの村治佳織が共演します。
 
村治佳織が弾くのは、“奇跡の名曲”ともいわれるほど人気の高いロドリーゴの「アランフェス協奏曲」。スペイン独特のリズムや哀愁漂うメロディを奏で、会場を魅了することでしょう。
 
後半は、ベートーヴェンがナポレオンをテーマに書いたとされる傑作、交響曲第3番「英雄」。交響曲の歴史を塗り替えた革新性や力強さが特徴です。喜び、悲しみ、祈り、勇気など人間の生きる全てが表されているような、壮大なスケールを持っています。鈴木優人ならではのセンスあふれる指揮で、鮮烈なリズムと迫力のサウンドによる圧倒的なクライマックスをお楽しみください。

 
 
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【4月3日 読売新聞 記事掲載】
 
2025年4月3日 読売新聞にて公演紹介記事が掲載されました。
出演するお二人のコメントです。
 
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出演者 鈴木優人(指揮)
村治佳織(ギター)
読売日本交響楽団
プログラム モーツァルト: 歌劇『イドメネオ』序曲 K.366
ロドリーゴ: アランフェス協奏曲
ベートーヴェン: 交響曲第3番 変ホ長調 Op.55 「英雄」
主催 一般財団法人長野市文化芸術振興財団
共催 NBS長野放送

公演レポート

2023年10月以来、1年半振りに読売日本交響楽団が長野市芸術館でその楽音を響かせました。指揮者は長野市芸術館にはリサイタルを含めて3回目の登場となる鈴木優人さん、ソリストにギタリストの村治佳織さんを迎えて。村治さんは2019年4月に「水クラ」以来2回目の出演。開演前に「長野の乾いた空気がアランフェスと重なり、ここで演奏できることを楽しみにしている」とコメントもいただきました。

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まずはモーツァルト歌劇『イドメネオ』序曲。オーケストラはヴァイオリンが向かい合う対向配置。注目は後方にずらりと並ぶコントラバス。これは指揮 鈴木さんのアイディアによるもので、反響板の効果と長野市芸術館のメインホールの響きを最大限に生かすための大胆な采配。どっしりとした低音が心地よく響く、荘厳な幕開けとなります。

 

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そして、ロドリーゴ《アランフェス協奏曲》で村治佳織さんの登場。大柄な模様の、目にも鮮やかなロングドレスが華やかに揺れる装い。息を合わせ、ギターが静かに歌い始めます。村治さんの指は軽やかに踊り、奏でる姿も凛とする美しさ。ギターの繊細な響きとオーケストラとのハーモニーが混ざり合いながらその世界を創ります。

 

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イングリッシュホルンとギターの幻想的な掛け合いが光る、誰もが一度は耳にしたことのある第2楽章の哀愁に満ちた旋律は注目の一幕。その繊細でただただ美しいギターの音色と読響の精巧で品格のあるサウンドが見事にロドリーゴの世界を描ききり、会場はまるでクライマックスかのような大きな拍手に包まれました。そして、村治さんソリスト・アンコールはご自身の作品《バガモヨ》を。

 

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後半はベートーヴェン 交響曲第3番 変ホ長調 Op.55『英雄』。鈴木さんの指揮、コンサートマスター 林悠介さん率いる読売日本交響楽団の妥協のない姿勢はサウンドに現れます。格調高い、艶やかで輝く音色がマエストロの統率力とダイナミックでありながら繊細なタクトから引き出されていくのが目に見えるよう。

 

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ドラマチックで重厚感のある極上の『英雄』をたっぷりと堪能していただけたのではないでしょうか。
ご来場ありがとうございました。

 

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<本日のソリスト・アンコール>
村治佳織:バガモヨ

 

<アンケートより>
♪鈴木さんの力強い指揮がとても良かったです。英雄は一音一音が聴き取れました。

♪見ている方が汗ばみました。明日も生きていける。そんな感じがしました。

♪村治さんのアランフェスが心の奥まで染み渡りました。特にアダージョ、趣があり思わず涙してしまいました。

♪「英雄」読響の真骨頂。すごい迫力。来て良かった。

♪コントラバスの鼓動のような音がたまらなかった。

♪スペインの夕暮れに刺す光のような調べ、新緑の今の時期にふさわしい勢いのある英雄を拝聴できて大満足です。

♪本当に現実から離れられる時間をプレゼントしていただけました。なぜでしょう。涙があふれます。音楽はその時々によって変わり、生きているなと演奏を聴いて実感しました。

♪村治さんのギターを一度生で聴いてみたかった。透き通る音、2階席まで届きました。

♪コントラバスが後ろにいたのが新鮮でした。

♪ゴールデンウィークの始まりにふさわしい素晴らしいコンサートでした。

♪読響の素晴らしい音色、鈴木さん、村治さん、最高の組み合わせに最高の時間を過ごせました。

DATE
2025年 4月29日(火祝)
15:00開演(14:15開場)

■ 12月 7日(土)10:00~ チケット発売
VENUE
メインホール
TICKET
S: ¥7,000
A: ¥5,500
大学生以下: ¥2,500
(いずれも全席指定・税込)

※未就学児入場不可

その他プレイガイド

  • 長野市芸術館チケットセンター
    TEL 026-219-3191 [10:00-19:00/火曜定休]
  • ローソンチケット
    https://l-tike.com (Lコード:32754)
  • e+(イープラス)
    https://eplus.jp

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