Performances & Events水曜ひるまのクラシック・リサイタルシリーズvol.21 大萩康司ギター・リサイタル

概要
平日の昼さがり、上質で贅沢なクラシック・コンサートを気軽に聴いてみませんか?
大好評シリーズ4年目!
4月はトップバッターとして、抜群のテクニックと深い表現力で魅了するギタリスト、大萩康司が登場!
①チケット完売が続くトップ・アーティストたちの演奏が間近に聴けるチャンス!
②誰もが知る名曲のほか、アーティストが思う「長野市・長野の自然をイメージする作品」がプログラムされる!
③毎回異なる楽器をフィーチャー。アーティストのトークコーナーもあるので、知っているようで知らない楽器のマメ知識もゲット!
④アーティストそれぞれがオススメする全国各地選りすぐりのスイーツ付。開演時から終演後まで、ホールホワイエでお配りいたします。
⑤新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、2021年度は座席数限定の上、メインホールで開催いたします。ゆったりと昼下がりのひとときをお楽しみください!
◆全8回シリーズ券が断然お得です!!!
いち早くチケットお求めのチャンス!!
【全8回シリーズ券】 ¥24,000 ⇒¥21,000 (スイーツ付・全席指定・税込)
窓口/電話/チケットオンライン: 2021年3月6日(土)10:00~
*早割設定はございません。
◆各公演のチケット発売
4月~7月 一般発売:3月6日(土)~
9月~12月 一般発売:6月26日(土)~
各公演 ¥3,000 (スイーツ付・全席指定・税込)
*早割設定はございません。
【まん延防止等重点措置が適用されている都道府県からお越しのお客様へ】
標記対象都道府県にお住まいのお客様の中ですでに購入されているチケットのキャンセルをご希望の方には、以下の方法にて払い戻し対応をいたします。
■払戻対象
『まん延防止等重点措置』が適用されている都道府県在住の購入者
■払戻申請受付期間
4月14日(水)~各対象公演日前日19時まで
※4/21(水)「水クラ・リサイタルシリーズ vol.21 大萩 康司」は4/19(月)19時まで
■払戻内容
チケット代金
※購入時にかかった各種手数料(発券手数料・郵送料・振込手数料等)は払い戻しの対象外となります。
■払戻方法
期間内に電話またはメールにて各公演日前日の19時までに長野市芸術館チケットセンターまでお申し出ください。
【TEL】 026-219-3191(10時~19時/火曜定休)
【MAIL】 ticket@nagano-arts.or.jp
お申し出による払戻申請受付後に、払戻方法を別途ご案内致します。
■お問い合わせ先
長野市芸術館 チケットセンター
TEL:026-219-3191(10時~19時/火曜定休)
Email:ticket@nagano-arts.or.jp
出演者 | 大萩康司(ギター) |
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プログラム | A.バリオス:大聖堂 スコットランド民謡(M.ジュリアーニ編曲):ライ麦畑を通って S.マイヤーズ(J. ウィリアムズ 編曲):カヴァティーナ F.モンポウ:コンポステラ組曲 G.ガーシュウィン(武満徹 編曲):サマータイム A.ヨーク:序奏~サンバースト 藤井敬吾:羽衣伝説~山入端博の旋律に基づく |
主催 | 一般財団法人長野市文化芸術振興財団 |
協賛 | ミヤザワピアノ調律研究所 |
助成 | 文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会 |
公演レポート
お待たせしました!感染防止対策でメインホールに場所を移し、客席数を限定して再開した水曜ひるまのクラシック・リサイタルシリーズ。
本日、今年度初回は大萩康司さん(ギター)。
大きなメインホールのステージに、共演者もなくただ一人での登場です。
ギターはピアノのように音が大きくはないので、大きなホールではマイクを使うこともあります。ですが今回はなし。ギターから響く生の音だけでの勝負。過去にこのステージで演奏したことがある大萩さんだからこそ、こうした挑戦ができたのだと思います。
前半は、ハバナにある大聖堂とそこに集まる人々の様子を音で描いたバリオスの《大聖堂》に始まり、聴けばすぐにあの曲!とわかるスコットランド民謡《ライ麦畑を通って》、映画音楽として有名な《カヴァティーナ》に、巡礼の旅を描くモンポウの《コンポステラ組曲》。
プログラムノートには、「祈りを込めて」《大聖堂》をオープニングに選んだと書かれていましたが、この曲だけでなく、人々の喜び、かなしさ、様々な思いを、巡礼の長い旅の希望の響きで締めくくる構成には、大萩さんの人間観、やさしいまなざしが感じられます。
後半はこちらも有名曲、ガーシュウィンの《サマータイム》に、今日の午後の陽射しそのもののようなヨーク《サンバースト》。
2曲の短い曲の後に、大曲の《羽衣伝説》。沖縄の伝説をもとにした作品で、1本のギターから奏でられる多彩な音色と、そんな音色が見せてくれる豊かなイメージは驚きに満ちた体験でした。
1人の奏者、1本のギター、PAなし。ホールの響きだけでなく、お客様の集中力もとても強く、会場全体に音楽の強い引力が働いているような時間でした。
ご来場ありがとうございました。
<本日のアンコール>
ディアンス:タンゴ・アン・スカイ
菅野祐悟:幸福の硬貨
<アンケートより>----------
♪ギターの音は響きが命だなと思いました。ホールで聴いてこその音色、マイクもなしでとても良かった。客数が少ないので吸収も少なく、良く響いてとても気持ちよかったです。
♪澄み切った音色、多彩な表情、素晴らしかったです。今だからこそ聴きたい音、曲。TVとは違う生の音も魅力的でした。
♪スコットランド民謡、情感が伝わってきました。とても素晴らしかったです。《羽衣伝説》も素晴らしい。いろいろなテクニック、リズム、感動しました。ありがとうございました。テクニックの見事さを存分に拝見させていただき、これも感動。
♪ギター1本で、オルゴールのような音色だったり、オーケストラのように多彩な音色まで楽しむことができました。生の演奏はやはり素晴らしいと感じました。お人柄のうかがえる素敵なコンサートでした。
♪去年は水クラが中止になってしまい、本当に本当に残念でした。再開されて本当に嬉しいです。大萩さんのギター、生音で聴くことができ、感激です。聴いたことがある曲もない曲も、一つ一つの音の響きが美しく、メロディも心地よく、心と身体にしみわたりました。「水クラ」ではトークもとても楽しみです。今回は特に大萩さんのトークの内容が濃く、宮田大さんのことも聞くことができ、有意義でした。《羽衣伝説》、曲もドラマティックで、いろいろな奏法を見せて頂けて、驚嘆しました。両手の指がフラメンコを踊っているようでした。
♪平日の昼下がりに聴く大萩さんのギターは、天上から降り注ぐ音楽のようで、至福のひとときを過ごすことができました。マイクを通さない生音をメインホールで堪能できたのもよかったです。
♪PAを使わないでくださってありがとうございます。生の音がダイレクトに聴けて、感激でした。バリオス、モンポウ、とても良かった!別の次元へ連れて行ってくれました。
♪1本のギターで弾いているとは思えないほど豊かな音でした。慈愛に満ちた音が優しく心地よく、愛情深い方だと感じました。ハープのようでチェンバロのようで、ギターっていろいろな音が出るんですね。
♪生演奏にしていただき嬉しかった。弱音の心地よい緊張感が最高。
♪ギターの音色がきれいで、奏者の思いも(息遣いも)伝わってきた。
- DATE
- 2021年4月21日[水]
13:30開演(13:00開場) - VENUE
- メインホール
- TICKET
その他プレイガイド
- 長野市芸術館チケットセンター
tel: 026-219-3191 [10:00~19:00/火曜定休]
- オフィス・マユ
tel: 026-226-1001[平日9:00~18:00]
https://www.office-mayu.com