Performances & Events水曜ひるまのクラシック・リサイタルシリーズvol.23 福士マリ子ファゴット・リサイタル

概要
平日の昼さがり、上質で贅沢なクラシック・コンサートを気軽に聴いてみませんか?
大好評シリーズ4年目!
6月は、ナガノ・チェンバー・オーケストラでもお馴染みの、気鋭のファゴット奏者、福士マリ子が登場!
①チケット完売が続くトップ・アーティストたちの演奏が間近に聴けるチャンス!
②誰もが知る名曲のほか、アーティストが思う「長野市・長野の自然をイメージする作品」がプログラムされる!
③毎回異なる楽器をフィーチャー。アーティストのトークコーナーもあるので、知っているようで知らない楽器のマメ知識もゲット!
④アーティストそれぞれがオススメする全国各地選りすぐりのスイーツ付。開演時から終演後まで、ホールホワイエでお配りいたします。
⑤新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、2021年度は座席数限定の上、メインホールで開催いたします。ゆったりと昼下がりのひとときをお楽しみください。
◆全8回シリーズ券が断然お得です!!!
いち早くチケットお求めのチャンス!!
【全8回シリーズ券】 ¥24,000 ⇒¥21,000 (スイーツ付・全席指定・税込)
窓口/電話/チケットオンライン: 2021年3月6日(土)10:00~
シリーズ券の販売は終了しました。
◆各公演のチケット発売
4月~7月 一般発売:3月6日(土)~
9月~12月 一般発売:6月26日(土)~
各公演 ¥3,000 (スイーツ付・全席指定・税込)
*早割設定はございません。
出演 | 福士マリ子(ファゴット) 永原 緑(ピアノ) |
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プログラム | ドビュッシー(金澤恵之 編曲):月の光 シューマン:3つのロマンス Op.94 フランセ:2つの小品 サン=サーンス:ファゴット・ソナタ ト長調 Op.168 エルガー:ファゴットのためのロマンス シューベルト:『冬の旅』Op.89 D911より おやすみ/菩提樹/春の夢 ロッシーニ:ファゴット協奏曲 |
主催 | 一般財団法人長野市文化芸術振興財団 |
協賛 | ミヤザワピアノ調律研究所 |
助成 | 文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会 |
公演レポート
通算23回目の「水曜ひるまのクラシック・リサイタル」は、ナガノ・チェンバー・オーケストラでもおなじみの、ファゴットの福士マリ子さんが登場(ピアノは永原緑さん)。
オーケストラや吹奏楽、木管アンサンブルには欠かせないファゴットですが、リサイタルを聴く機会はなかなかないものです。
「水クラ」でも23回目にして初、のみならず、長野市内で開催された初めてのファゴット・リサイタルです。貴重!
ドビュッシーの《月の光》でスタート。ピアノではおなじみのレパートリーですが、ファゴットで聴くとピアノ・ソロの原曲よりふんわりとした響き。
透き通る冷たい、青い光を放つ月というより、月に顔を描きたくなるような、親しみある黄色い「お月さま」が、広い田園を照らしているようです。ピアノとの対話も楽しく、暖かい夜のイメージです。
ファゴットの音色は、ダブルリード楽器ならではの牧歌的な音。柔らかくおおらかで穏やかな響きの中に、ほのかな哀愁や透明さ、そしてユーモアが感じられます。それはまるで人の心の複雑さのようで、とても魅力的。
オーケストラでは「オチ(ずっこけ)」場面を担当することも多いとか。
今回は、ある時は情感豊かに、ある時は堂々と、ある時は深く、または軽やかな歌のように、とファゴットの多彩な表現をたっぷりお聴きいただきました。
コミカルなファゴットの音色は、福士さんの手にかかれば人間的な温かみをたたえた名俳優のように、様々な表情を見せます。
福士さん自身の人柄もにじむ、優しくチャーミングな音楽を堪能する時間となりました。
ご来場ありがとうございました。
<本日のアンコール曲>-------
アイルランド民謡(クライスラー編曲):ロンドンデリーの歌
<アンケートより>-------
♪ファゴットをソロで聴いたのは生まれて初めて。今日はファゴットのソロを聴きたくて来た。オーボエを低くしたような牧歌的な音色で、山脈の緑や悠久の自然風景にいだかれているような安らかな時間を過ごせてよかった。
♪ピアノの永原緑さんも、素敵だった。
♪珍しいコンサートで、素晴らしい音色、テクニック、楽しませていただきました。トークでの福士さんのファゴット愛を伺い、納得の演奏でしたね。
♪ファゴットのコミカルな音にびっくりしました。こんな個性的な音が出る楽器だったのですね。
♪すべてのプログラム、素敵でした!!《冬の旅》もしみじみと聴き惚れました。最後のロッシーニも、初めて聴くのにオペラのようにうきうき♪ピアノの永原さんも本当にステキでした。
♪ファゴットの優しい音色で聴く《ロンドンデリーの歌》が良かった。
♪ふわふわの毛布のようにあたたかくて優しい音色に包まれて、幸せなひと時を過ごすことができました。見た目は大きいのに、奥ゆかしくて控えめなファゴット。今日の演奏をお聴きして、そんなファゴットが大好きになりました。
♪ファゴット大好きです。ソロは初めて聴きました。立って演奏!?とびっくり。柔らかい甘やかな音なのに、太く力強く、素晴らしかったです。ピアノもよかったです。福士さんの上品なたたずまいに、大変心が安らぎました。
♪地方ではめったにないファゴットリサイタル、しかも様々なコンサートやテレビなどでもご活躍の福士さんということで、楽しみにしてきました。なめらかな跳躍の音色に感動。シューマンの《3つのロマンス》とサン=サーンスのソナタは、高校生の時に初めて買ったファゴットのCDに収録されていた大好きな曲で、福士さんのしっとりと柔らかな音で聴くことができて、とても気持ちのよい午後のひとときを過ごすことができました。ファゴットがますます好きになりました。
♪ピリピリしたコロナ禍の中で、癒されました。
- DATE
- 2021年6月16日[水]
13:30開演(13:00開場) - VENUE
- メインホール
- TICKET
- 【全8回シリーズ券】
¥21,000 ⇒ 3/6(土)10:00発売開始
シリーズ券の販売は終了しました。
【単券】
¥3,000 ⇒ 3/6(土)10:00~
*いずれも、ぷちスイーツ付・全席指定・税込
その他プレイガイド
- 長野市芸術館チケットセンター
tel: 026-219-3191 [10:00~19:00/火曜定休]
- オフィス・マユ
tel: 026-226-1001[平日9:00~18:00]
https://www.office-mayu.com