Performances & Events水曜ひるまのクラシック・リサイタルシリーズvol.24 遠藤真理チェロ・リサイタル
概要
平日の昼さがり、上質で贅沢なクラシック・コンサートを気軽に聴いてみませんか?
大好評シリーズ4年目!
7月は、しなやかに力強く、読売日本交響楽団で初の女性ソロ・チェリストを務める遠藤真理が登場!
①チケット完売が続くトップ・アーティストたちの演奏が間近に聴けるチャンス!
②誰もが知る名曲のほか、アーティストが思う「長野市・長野の自然をイメージする作品」がプログラムされる!
③毎回異なる楽器をフィーチャー。アーティストのトークコーナーもあるので、知っているようで知らない楽器のマメ知識もゲット!
④アーティストそれぞれがオススメする全国各地選りすぐりのスイーツ付。開演時から終演後まで、ホールホワイエでお配りいたします。
⑤新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、2021年度は座席数限定の上、メインホールで開催いたします。ゆったりと昼下がりのひとときをお楽しみください!
◆全8回シリーズ券が断然お得です!!!
いち早くチケットお求めのチャンス!!
【全8回シリーズ券】 ¥24,000 ⇒¥21,000 (スイーツ付・全席指定・税込)
窓口/電話/チケットオンライン: 2021年3月6日(土)10:00~
シリーズ券の販売は終了しました。
◆各公演のチケット発売
4月~7月 一般発売:3月6日(土)~
9月~12月 一般発売:6月26日(土)~
各公演 ¥3,000 (スイーツ付・全席指定・税込)
*早割設定はございません。
出演者 | 遠藤真理(チェロ) 加藤昌則(ピアノ) |
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プログラム | シューマン:アダージョとアレグロ Op.70 ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38 エルガー:愛の挨拶 Op.12 サン=サーンス:白鳥 フォーレ:夢のあとに ファリャ:火祭りの踊り リスト:愛の夢 第3番 カサド:親愛の言葉 カザルス:鳥の歌 マンシーニ(加藤昌則 編曲):ムーンリバー |
主催 | 一般財団法人長野市文化芸術振興財団 |
協賛 | ミヤザワピアノ調律研究所 |
助成 | 文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会 |
公演レポート
今日の長野市はむしむしと暑い日でしたが、そこに涼し気なたたずまいの遠藤真理さんが颯爽と登場。
遠藤真理さんは、一昨年の川久保賜紀さんリサイタルの共演に引き続き2回目の「水クラ」登場です。今日のピアノは加藤昌則さん。
今回のプログラムのテーマは「愛」。
シューマン「アダージョとアレグロ」でスタート。軽やかで、どこかノスタルジックな雰囲気もあるチェロの定番レパートリーの1つです。
奥志賀高原で行われたサイトウ・キネンのセミナーで弾いた思い出がある曲ということ。長野をイメージする作品として選曲されたのはこの曲でした。
シューマンに続くのは、ブラームスのソナタ。シューマンとブラームス、そしてシューマンの妻クララの3人の愛が、前半のテーマとして選ばれました。ブラームスはクララを思い続けたのか、その答えを音楽の中に探してしまいます。
後半はチェロの有名曲が並びます。
こちらも愛の作品たち。婚約者への愛があり、叶わぬ恋があり、敬愛する師への愛があり、故国への愛があり、その思いが豊かなチェロの音色で歌われます。
3歳からチェロを始め、そのレールの上をずっと歩いて来て今に至ったという遠藤さん。20年以上使って来た愛用の楽器も、どんどん音が良くなっているのが感じられるということです。
「チェロの音っていい音ですね」と言われるととても嬉しい、ということ。
遠藤さんのチェロの音には、楽器への愛、音楽への愛が満ちて、それぞれの曲に描かれた愛をさらにあざやかに、まっすぐに会場に響かせていました。
ご来場ありがとうございました。
【本日のアンコール】
加藤昌則:花詠み人
【アンケートより】
♪初めてチェロのリサイタルを聴きました。生チェロの音、素晴らしかったです。次回も聴きたいです。
♪つい何日か前にNHK-BSでお二人の演奏を聴いたばかり。本日も楽しいおしゃべりと素晴らしい演奏をありがとうございました。チェロは好きな楽器で良く聴きますし、聴きにも行きます。昨年から待っていた遠藤さん、FMラジオの頃もSKFもずっと聴いていましたが、加藤さんとの演奏、一番好きかも。ありがとうございました。
♪全体、音楽の曲目もよかったが、トークも盛りだくさんでバランスが良く、ひるまのコンサートとしてもかなり楽しめる内容だと思った。遠藤さんのチェロ、楽器との出会いの話、加藤さんのトークとの掛け合いもテンポよく楽しい時間でした。水クラ、ぜひ今後も続いてほしい。
♪《鳥の歌》が良かった。哀愁、深い音色。とても良い演奏!!
♪ブラームスのチェロ・ソナタのチェロの低音、ピアノとの駆け引き(?)すごかったです。後半も楽しめました。
♪聴きやすいメニューでした。音の響きを探るためにエンドピンの位置を探すという話に目からウロコ。エンドピンの存在が響きを伝える重要な役割をしていたとは!!こんなラストの《白鳥》は初めて!加藤さんのピアノも抑制的で素敵でした。《鳥の歌》《ムーン・リバー》もよかったです。
♪チェロの音色が本当に美しくて、こんなに豊かな楽器だったかと再認識しました。お二人の人柄も楽しくて、音楽会を久しぶりに楽しみました。本当に音楽は不要不急ではありませんよね。
♪「きらクラ!」リスナーだったので本日の公演を楽しみにしておりました。遠藤さんの生演奏を聴くのは初めてでしたが、《白鳥》等音楽の解釈が興味深く、素敵な演奏でした。加藤さんのトークもいつも通り面白かったです。
♪ブラームスを特に楽しみに参りました。魂が揺さぶられるかのような演奏。素晴らしい。その言葉しかありません。
- DATE
- 2021年7月14日[水]
13:30開演(13:00開場) - VENUE
- メインホール
- TICKET
- 【全8回シリーズ券】
¥21,000 ⇒ 3/6(土)10:00発売開始
シリーズ券の販売は終了しました。
【単券】
¥3,000 ⇒ 3/6(土)10:00~
*いずれも、ぷちスイーツ付・全席指定・税込
その他プレイガイド
- 長野市芸術館チケットセンター
tel: 026-219-3191 [10:00~19:00/火曜定休]
- オフィス・マユ
tel: 026-226-1001[平日9:00~18:00]
https://www.office-mayu.com