Performances & Events冗談音楽の祭典「ズーラシアンブラス・ショー」

公演レポート

7月6日、土曜日の午前中からメインホールは大勢のお客様でにぎわっておりました！
毎年恒例の「音楽の絵本」でおなじみの動物たちが今年もやってくる！と、開場前からお気に入りのぬいぐるみを持って並んでいるかわいらしい姿もたくさん。
今回は冗談音楽の祭典「ズーラシアンブラス・ショー」。コントが満載のスペシャルな公演です。

《ズーラシアンブラス・ショーのテーマ》からスタート。ナマケモノのパーカッションの音も楽しげに響き、華やかなショーの幕開けです！

わくわく気分で続くのは、スマトラトラとアムールヒョウ、ウンピョウがトロンボーンで愉快なパフォーマンスをする《鉄腕アトム》。

さらにキツネのサックス四重奏団・サキソフォックスが演奏する、《ダッタン人の阿波踊り》。美しい旋律の中に登場する、聞き覚えのある日本的なリズム。コミカルな演出に、大人も子供も笑いが絶えません。

《帰れソレントへ》はドゥクラングール（トランペット）のソロ、サラサーテの有名曲をコミカルにアレンジした《スゴイ寝るワイゼン》ではマレーバク（ホルン）のソロと続きます。
ドラマチックな音楽も、さすがズーラシアンブラス・ショー、聴かせ、笑わせてくれます。会場は大きな笑いに包まれて、あっという間に前半終了となりました。
後半一曲目は、前半とはちょっと違って《オリーブの首飾り》でムーディーに。仲間たちの演奏をバックにドールの見せ場、本格的なマジックショーに会場中が目を奪われてしまいます！

《ぶんぶんぶん》では、サキソフォックスのラトゥールとアムールヒョウのいたずらで飛んできたハチ（!?）に、舞台の上はドタバタの大騒ぎ。
《はやくちブラス》では、MC・瑞穂お姉さんの早口言葉に始まり、ズーラシアンブラスが見事な演奏を聴かせたところで、真っ赤な着物に着替えたスマトラトラが大活躍の《浪花節だよ人生は》。本編最後は会場も一緒に踊りたくなるような《コロブチカ》で、華やかなダンスを見せてくれました。

アンコールでもドッタンバッタン！最後までにぎやかに冗談音楽の祭典が幕を閉じました。
いつもの「音楽の絵本」とは違った特別なショー、たくさん笑って楽しんでいただけたのではないでしょうか？
今日お気に入りの動物を見つけた方も、もっともっとズーラシアンブラスの仲間たちの演奏を聴きたい方もぜひ、またコンサートに遊びに来てくださいね。
ご来場ありがとうございました。

＜アンコール＞
高橋宏樹：ズーラシアンブラス・ショーのテーマ

＜アンケートより＞
♪最初から最後まで笑いっぱなしでした。音楽もこんな楽しみ方があるんだな、と。また来たいです。
♪前回は音楽の絵本でした。それも素敵でしたが、冗談音楽は楽しい仕掛けがたくさんで90分あっという間でした。楽器も音もキラキラで楽しませてもらいました。♪大人も楽しいですが、演奏を聴いたお子さんの反応を見るのも楽しいです。それぞれの動物のキャラ、性格がいいですね。
♪とっても楽しかったです。どこでも見られるわけではないので、特別なもの含めうれしかったです。笑いすぎておなかが空きます。大好きです。

＜お子様用アンケートより＞
♪バクが寝てておもしろかった（7歳）
♪ハプニングがおもしろかったです（9歳）
♪また会いに来てね（7歳）
♪いままで私が見た中で出たことないどうぶつがいておどろいた（5歳）