Performances & Events長野市芸術館ジャズ・フェスティバル 2023　DAY-1

公演レポート

今年で5回目の開催となる長野市芸術館ジャズ・フェスティバル。今回も、ジャズを中心にさまざまなジャンルのミュージシャンが集まり、刺激的なグルーヴにあふれた2日間となりました。

6月10日（土）のDAY-1は、２バンドが登場！

●峰 厚介 スペシャル・クインテット
峰厚介（サックス）向井滋春（トロンボーン）板橋文夫（ピアノ）古野光昭（ベース）村上寛（ドラムス）

日本屈指のサックス奏者・峰厚介さんをはじめ、熟練のプレーヤーそれぞれのソロで華やかに魅せるクインテットの演奏からスタート。

板橋文夫さんの《Last Summer》は爽やかな中にも艶があり、心地良いグルーヴを聴かせます。峰さんの《Red Vest》はエネルギッシュで、ソロもいっそう熱がこもったスリリングな演奏に！最後まで惹きつけられるステージでした。

【セットリスト】
The Life Resumed
Last Summer
After the Check Out
Red Vest

●近藤房之助 with 金澤英明トリオ
近藤房之助（ヴォーカル、ギター）金澤英明（ベース）高橋佑成（ピアノ）石若駿（ドラムス）

金澤英明さん率いるトリオのインストゥルメンタルから始まり、ブルーススタンダードの《Stormy Monday》からは、近藤房之助さんのギターとヴォーカルに酔いしれるステージとなりました。若手メンバーを含むトリオとの化学反応も刺激的です。

「お師匠さんから教わった歌を歌います」という紹介に続いて演奏されたのは、オーティス・ラッシュ《Take A Look Behind》。気持ち良さそうにギターを弾く近藤さんの姿が眩しい、極上の時間となりました。

【セットリスト】
Little Abi
Stormy Monday
Cシャッフル
10拍子
Slave to Love
Take A Look Behind
TRAVELLING
That's Life

＜アンケートより＞
♪裏切らない！近藤房之助！とても良かったです。
♪峰さんクインテット、オリジナル曲なのに正統派4ビートなグルーヴしまくり。古野さんのベースが秀逸でした。房之助さんのブルースは本物でした。バックのリズムセクションもブルースのグルーヴでした。
♪ベテランの1stセットと若手2人が入る2ndセットという構成も良かった。特に石若さん高橋さんがすばらしく、石若さんのドラムスばかり観てました。
♪板橋さんのピアノと古野さんのベースと村上さんのドラムのセッションが楽しく、峰さんのサックスの深い音と向井さんのトロンボーンとの合体曲が踊っていた。房之助さん健在で良かったです！声カッコ良かった！若手の高橋さんと石若さんいいぜー！
♪初めてジャズの生演奏を見ましたがとても楽しくて素晴らしかったです。
♪もっと静かだと思っていたが、とてもエネルギッシュで楽しかった。
♪若手とベテラン、最高のユニット。