Performances & Events水曜ひるまのクラシック・リサイタルシリーズ vol.38 田原綾子 ヴィオラ・リサイタル
概要
平日昼下がりのリサイタルホールで、上質で贅沢なクラシック・コンサートを気軽に聴いてみませんか?
大好評シリーズ6年目!
5月は、人間の声以上の、語る力を追求する若きヴィオリスト・田原綾子が登場!
【水クラ ここがポイント】
1 チケット完売が続くトップ・アーティストたちの演奏が間近に聴けるチャンス!
2 誰もが知る名曲の他、アーティストが考える「長野市・長野の自然をイメージする作品」がプログラムされる!
3 毎回異なる楽器をフィーチャー。アーティストによるトークコーナーもあるので、知っているようで知らない楽器の豆知識もゲット!
4 アーティストそれぞれがオススメする全国各地えりすぐりのスイーツ付!!開演時から終演後まで、ホールホワイエでお配りいたします。
◆全8回シリーズ券が断然お得です!!!
いち早くチケットお求めのチャンス!!
【全8回シリーズ券】 ※予定枚数終了
¥24,000 ⇒¥21,000 (スイーツ付・全席指定・税込)
窓口/電話/チケットオンライン: 2023年2月4日(土)10:00~
◆各公演のチケット発売
4月~7月公演 一般発売:2月18日(土)~ ※4月~7月公演 予定枚数終了
9月~12月公演 一般発売:6月24日(土)~
各公演 ¥3,000 (スイーツ付・全席指定・税込)
出演者 | 田原綾子(ヴィオラ) 實川 風(ピアノ) |
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プログラム | J.S.バッハ: ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ 第1番 ト長調 BWV1027 武満 徹: 鳥が道に降りてきた ヒンデミット: ヴィオラとピアノのためのソナタ Op.11-4 岡野貞一(實川 風 編曲): 朧月夜 フランク: ヴィオラ・ソナタ イ長調 |
主催 | 一般財団法人長野市文化芸術振興財団 |
協賛 | ミヤザワピアノ調律研究所 |
公演レポート
今回の「水クラ」は、田原綾子さんによるヴィオラのリサイタルでした。
演奏もトークも同じく、ヴァイオリンをはじめとする他の弦楽器との違いや、ヴィオラの特色をたっぷり味わえる内容となりました。
武満徹《鳥が道に降りてきた》では、ヴィオラの多様な弾き方を取り入れて、“鳥の羽ばたき”が表現された1曲。
ヒンデミットの《ヴィオラとピアノのためのソナタ Op.11-4》ではドラマチックに展開する美しい音色で、この楽器の魅力を体感していただけたのではないでしょうか?
トークでは、田原さんが思うヴィオラの面白さやヴァイオリンとの違いをお聞きしました。そしてなんと!、本日のピアニスト・實川風さんと田原さんは実はご夫婦!演奏中の呼吸もぴったりなお二人の貴重なトークもあわせてお届けしました。
5歳からヴァイオリンを弾いていた田原さん。ヴァイオリンとヴィオラの両方を勉強していた時期もあったそうですが、田原さんが考えるヴィオラの個性は「中音域が豊かな、深くてあたたかい音」とのこと。
そんなヴィオラの深い音色がいきいきと響く岡野貞一《朧月夜》は、實川さんの編曲で今回が世界初演!!特に冒頭のヴィオラソロには会場中が引き込まれました。原曲からさらに幻想的になったアレンジで、美しい風景が目に浮かぶような演奏でした。
軽やかであたたかい音色から、深く堂々とした響きまで、この楽器のさまざまな面をお楽しみいただけたことと思います。
ご来場ありがとうございました。
<本日のアンコール>
シャミナード:スペインのセレナーデ
<アンケートより>
♪1曲目のバッハ、ヴィオラの音が母の声のようでピアノの音が小さな子供のような感覚でした。時々見える實川さんの内なるリズムも二人のハーモニーが気持ちいいのだろうなあと感じました。
♪「朧月夜」現代音楽のようなアレンジがすてきでした!フランク、お二人の掛け合いが素晴らしく息ぴったり!お二人の間のあたたかい空気が伝わってきました。お幸せに!
♪田原さん、ヴィオラ大好きが伝わりましたよ!!私もヴィオラ大好きです!!
♪フランクの曲、聴きたかった曲で、力強くてでも優しい音がとても良かったです。「朧月夜」の遠くで草笛を吹いているような、その後ろの夕日があたった菜の花畑の風景が目の前に広がってウルっとしました。
♪演奏を近くで聞くことができとても良かった。ヒンデミットが情緒あふれる演奏で感動した。ピアノとのハーモニーが素晴らしかった。「朧月夜」幻想的でドラマチックでした。
♪ヴィオラの音色を初めてじっくり聴きました。思っていたより低い音で驚きました。深みのある素敵な音色だと感じました。ピアノの方もすごく安心感のある演奏でヴィオラにマッチしていて素晴らしかったです。
♪ピアノとヴィオラの息が合い素晴らしい演奏でした。曲も起伏に富み良かった。朧月夜の編曲はびっくり。笛の音、琴の音まで聞こえてきた。
♪とてもお二人の演奏とは思えない迫力と音響で、良かったです!ヴィオラだけのリサイタルの経験が無かったので、楽器の魅力もわかりました。ヴィオラの音色は和に合いますね。
- DATE
- 2023年5月31日(水)
13:30開演(13:00開場) - VENUE
- リサイタルホール
- TICKET
- 【全8回シリーズ券】 ※予定枚数終了
¥21,000⇒2月4日(土)発売
【1回券】
¥3,000⇒2月18日(土)発売
ぷちスイーツ付き
全席指定・税込
その他プレイガイド
- 長野市芸術館チケットセンター
TEL 026-219-3191 [10:00-19:00/火曜定休] - オフィス・マユ
TEL 026-226-1001 [平日 9:30-17:30]