Performances & Events加藤昌則の超ぶっとび!クラシック2 2時間目「名曲で辿る音楽史」
概要
クラシックの奥深い世界への"とびら"を作曲家・ピアニストの加藤昌則がひとつ、ふたつと開けちゃうレクチャー講座です!
大人気のぶっとび!シリーズも今年で5年目。
今回は「バレエ」や「楽器」などジャンルごとにピックアップしてお届けします。
明日人に話したくなる知識満載!
初心者も慣れている人も「知れば知るほど面白い!」クラシック音楽をレクチャーで身近なものにしちゃいましょう!
受講後に訪れるコンサートが別次元の興奮と喜びに満ちた瞬間になること間違いなし!
今年もどこかの回でステージでの名曲〈生〉実況がお披露目されちゃうかも!?
全5回講座、ぜひご期待ください!
■チケット発売 7月16日(土)10:00~
出演者 | 加藤昌則(作曲家・ピアニスト) |
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プログラム | 2時間目「名曲で辿る音楽史」 ★バッハのメヌエットはバッハ作にあらず 意外にあるある偽作の名曲 ★変奏の醍醐味は即興芸にあり!? ★タイトル付ければ売り上げ上昇!? |
主催 | 一般財団法人長野市文化芸術振興財団 |
公演レポート
2時間目の今日は、「名曲」がテーマ。
クラシック好きでもそうでなくても、いろいろなところで耳にする名曲の秘密を、たっぷり13曲分語る、盛りだくさんなレクチャーでした。
「バッハのメヌエット」として知られるあのメロディ(某Z社の電気ポットでお湯が沸いた合図に採用されています)は、バッハの書いたものではなかったということや、なぜそんなことが起きたのか。モーツァルトの《きらきら星変奏曲》に見る、即興演奏的な変奏曲の楽しさ。ベートーヴェンの三大ピアノソナタのタイトルの由来に始まり、今後名曲として残っていく加藤さん自身の作品まで。
その作曲技法の秘密、歌の裏にこめられた意味、演奏技術の発展、調や音階、和音が生み出す新しい響き、音楽を生み出す時代背景等、いろいろな秘密情報がその裏には潜んでいます。
一つ一つの秘密の仕掛けがとてもエキサイティング。
今日紹介された曲は、いろいろな機会に演奏されたり、街で流れていたりと、耳にする機会が多い曲ばかり。次にこの曲を聴いたときには「この曲は、実はね…」と話したくもなるし、今まで気づかなかった美しさにも気づくことが出来そうです。クラシックを「知る」楽しさはそんなところにあります。
明日ポットのお湯が沸いたときに「このメロディを書いたのは、ペツォールト。彼がバッハ家のゲストブックに書いたメロディで、それにバッハが和音をつけたもの」とついつぶやいてしまうかも!?そんな小ネタが、日々をちょっと楽しくしてくれるというのも、ありますね。
ご来場ありがとうございました。
<本日の演奏曲>
加藤昌則:若葉の夢と約束
<アンケートより>
♪大変に面白いレクチャーでした。特に《野ばら》《はすの花》の裏の意味にはびっくり。
♪いろんな曲の豆知識や裏話、そして作曲家の曲作りの考え方の例など興味深い話でした。
♪とても学びになりました。いい曲だなあと思って聴いていた曲の本質や裏のことを知ることで、さらに深みを感じることが出来ました。フォーレの《パヴァーヌ》やドビュッシーの曲に心惹かれる意味がわかったように思いました。
♪名曲としてこれまで楽しんでいた曲がさらに色づき豊かになるような講座でした。
♪なんちゃってクラシック好き程度でもわかりやすい、堅苦しくない解説、ありがたい。教養の秋を楽しめました。
♪クラシックの奥の深さに感動した。
♪知っている曲ばかりですが知らないことばかりで、ぶっとび!の連続でした。ありがとうございました。
- DATE
- 2022年10月26日[水]
18:30開演(18:00開場)
[約80分] - VENUE
- リサイタルホール
- TICKET
- 各回/
一般 ¥1,000
高校生以下 ¥500
5回セット券/
一般 ¥4,500
高校生以下 ¥2,400
※セット券販売は、9/21 まで。
(オンラインでの販売は9/20まで。当日はチケットセンター窓口にてお買い求めください。)
(いずれも全席指定・税込)
※未就学児入場不可
■7月16日(土)10:00~チケット発売
その他プレイガイド
- 長野市芸術館チケットセンター
tel:026-219-3191 [10:00~19:00/火曜定休]