顔が集まる・顔がつながる
・顔が輝く劇場
長野市芸術館が考える文化芸術とは、その人の内面にあるものを“表”に出し、他の人に向けて“現”すもの——合わせて“表現”です。そして、その“表現”が人で最もはっきりと見える場所が“顔”であり、表現した人の“顔”は、それを受け取った人の“顔”にも伝わっていくものだと考えています。
私たちは、文化芸術には人の心を豊かにする力があると信じています。そして、文化芸術をとおしたつながりが、心豊かで幸せなまちづくりにつながると信じています。文化芸術に触れた感動や驚きが“顔”に現れ、同じ場所にいる誰かと分かち合うことで、いくつもの“顔”が輝く——こんなふうに長野市芸術館が「顔が集まる・顔がつながる・顔が輝く劇場」となり、長野市がさらに「心豊かで幸せなまち」となることを目指し、「ここから つながる」をテーマとして掲げました。
新型コロナウイルスの感染拡大により、“顔”が見えない期間が長く続きました。そんな今だからこそ、長野市芸術館は文化芸術の交流拠点として、市民みんなの顔が集まり、つながり、輝く場所でありたいと考えています。ぜひ、どなたでもお越しください。私たちと一緒に、ここから、つながりませんか?
長野市の形をモチーフに、「構想」にも挙げられている「5つの“顔”」を象徴する5色のラインをつなげ、長野市内の人々がより良い未来に向かって互いに関わり合っていく様子を表現しました。長野市芸術館のロゴの赤色を起点に明るく広がっていく色あいで、この事業の未来が明るくあたたかく広がっていくことも表現しています。長野市内の人々が関わり合い、心地よい響きをつくりながら、一つにつながっていくよう願いを込めました。