Knot & No.3
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たい気持ちが芽生えました。「歌」って遅く始めてもよくて、特に男性は声変わりがあるのでむしろ始めるのは高校生以降。楽譜は読めるし、あとは声を磨くだけだと。でも、声は年齢とともに変わっていくので、すごくおもしろい世界だと今でも思います。大学で学生オペラのキャストに選ばれたことで、役になりきって舞台に立つ魅力に気付きました。今、ミュージカルの方ともご一緒しますが、マイクを通した、より繊細な表現が必要になる点でも、また180度違いますね。声一つでいろんなジャンルにチャレンジできるのは声楽の特権だと思います。歌をやることでいろいろな環境に身を置けて、人とも知り合える。お客様から「コンサート、幸せでした」と言葉をいただいたりして、自分のために突き詰めた音楽が聴き手の方の刺激になると、やっていてよかったと思います。長野は本当に空気が爽やかで、その中で歌うのは気持ちがいい。4月、5月と、違うスタイルの演奏会でお邪魔しますが、それぞれに良い時間と体験を楽しんでいただきたいですね。ヴァイオリンを熱心に教えてくれた先生の影響で、音楽の先生になりたかったんです。部活では吹奏楽部で管楽器を吹いたし、ジャズもポップスも聴いたし、カラオケにもよく行きました。親の勧めもあって、〝自分を楽器にする〟歌をやるのはどうだろうと。声楽って、しゃべりの限界を超えてワーッと声を出しますよね。ある点で恥ずかしさが吹っ切れるラインがあって、これなら自分のやりたい音楽が表現できるんじゃないかと。より密度の濃い技量を大学で学ぶうちに、演奏者になり声一つあれば違う世界も見られると お るかく加耒インタビューを聞いて   P r o f i l eArtistInterview東京藝術大学大学院首席修了。大学院アカンサス賞受賞。二期会オペラ研修所を総代で修了。最優秀賞および川崎靜子賞受賞。バロックから現代音楽まで多くのジャンルを演奏し、バッハ・コレギウム・ジャパンでは多くのソリストを務め「マタイ受難曲」のCDにも参加する。また、日生劇場『ドン・ジョヴァンニ』のタイトルロールなどオペラでの活躍もめざましく、多くの作品に出演。洗足学園音楽大学非常勤講師。【出演公演】「金曜よるのクラシック・リサイタルシリーズVol.19 加耒徹バリトン・リサイタル」2026年4月17日(金)19:00開演 長野市芸術館リサイタルホールバリトン:加耒徹 ピアノ:松岡あさひ「カルミナ・ブラーナ2026スペシャル」2026年5月10日(日)14:00開演 長野市芸術館メインホール指揮:園田隆一郎/加藤昌則 ソプラノ:森麻季 テノール:彌勒忠史 バリトン:加耒徹 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団カルミナ・ブラーナ2026合唱団/長野市芸術館ジュニア合唱団 ほか朝からご一緒した加耒さんは、すぐに親しく打ち解けていただき、お話もとてもおもしろかったです。インタビューでも穏やかにおしゃべりされた、その同じ人かと思うほど、歌っている時とのギャップが大きくてびっくり。歌声や表情から、気持ちや情景が伝わってきて素晴らしかったです。かるかや山での竹澤さんの絵解きは、私たちがこれから目指す保育や幼児教育の場でもヒントになるものを得られました。06バリトン歌手 徹

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