Knot & No.1
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SymphonicConcertclassics’i長iIIIIINAGANO CITY ARTS CENTER Entertainment Reports            「billboardPremum!」というパ訥とつ々とつと歌うはずが、オーケストラに導かれ野市に小雪が舞う1月13日、年の長野市芸術館主催公演が幕開けとなりました。ここでしか見ることのできない特別な顔ぶれにチケットは毎回ソールドアウトとなる人気公演です。出演者のそれぞれの個性を鮮やかに彩るのは長野県出身の指揮者栁澤寿男さんと東京フィルハーモニー交響楽団。ホールに音が溶け出すように静かにオーケストラが演奏を始めると、CHEMSTRYの2人がステージに登場。《君をさがしてた》からバラード2曲を披露し、その極上のハーモニーで早速会場を酔わせます。2人の歌の余韻をしっとりとしたオーケストラの演奏で引き継いだ次の瞬間、場面は一瞬で転換し「HappyNewYearワフルな掛け声とともに大黒摩季さんが登場!拍手に手拍子。これを聴きにきた!そんな会場の声が聞こえてくるようなヒット曲の数々がメドレーとなり華やかに続きます。力強いその歌のエネルギーで会場をいとも簡単にひとつにしてしまいます。《夏が来る》では、それまで着ていた白いロングコートを脱いでまばゆいドレスが神々しいほど。高揚感に包まれるステージに大黒さんの呼び込みで登場するのは矢井田瞳さん。まろやかなチェロのソロ演奏がたっぷりと響くイントロからの《OverTheDistance真っ直ぐと聴く人の心に響く歌声がホールを震わせます。今年でデビュー25周年を迎える矢井田さん。「これからも声と体がカnNagano」で2025CHEMSTRYが登場。2人のMCに会場からスカスになるまで、音楽を通していろんなことを表現していきたい」と語ってくれました。最後はオーケストラの魅力が詰まった夜明けのような心躍る前奏からパッと明るく《MySweetDarlin然と手拍子がわきます。そして静かなピアノの音色のなか、再び笑いが起こり空気が緩みます。「豪華客船に乗ったような気持ちになるオーケストラとの共演を皆さんと楽しみたい」と話し、最後に《PECESOFADREAM》。オーケストラのスケールを存分に楽しむアレンジで名曲が絢爛に生まれ変わる船出に、唯一無二のハーモニーがたっぷりと寄り添いました。さあいよいよステージはクライマックスへ。薄い春色のドレスでスタンドマイクを握り、《STAYWTHMEBABY》をソウルフルに歌い上げる大黒摩季さん。「本来、ました」と楽しそうに後ろを振り返ります。「道産子なので雪国の夜の暗さ、寒さはよく知ってる。今日のコンサートで光るものを持ち帰って、みなさんどうか自分の周りを輝かせてね!ひとつになりましょう!」の呼びかけに会場は総立ちとなり、最後はお待ちかねの《ら・ら・ら》へ。なんと、本日出演のCHEMSTRY、矢井田瞳さんも一緒に歌うジョイントステージになりました。》。さらに出演者全員が客席に降りて大合唱する特別なサプライズ演出まで。会場がひとつになり、いつまでも鳴り止まない歓声と拍手で公演終演になりました。 》を。会場からは自出演:大黒摩季、CHEMISTRY、矢井田瞳(50音順)栁澤寿男(指揮)、東京フィルハーモニー交響楽団CHEMISTRYのお二人大黒摩季さん矢井田瞳さん2025年1月13日(月・祝) at 長野市芸術館メインホール12 Premium Symphonic Concert in Nagano

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